新東京タワー(東京スカイツリー)を考える会

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0 スカイツリーは不要

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 スカイツリーの建設目的について、建設主体である東武鉄道子会社の東武タワースカイツリー株式会社は、「デジタル電波による安定した美しい映像を、関東一円に届けるために、従来よりも高いテレビ塔が必要になりました」(東武鉄道、新東京タワー株式会社(当時)による2006年11月付パンフレット)と説明しました。新タワーを誘致した墨田区は、東武によるこの説明内容を訂正しませんでした。このため、多くの周辺住民や視聴者が「地デジ化には新タワーが必要」と誤信しました。しかし、2011年7月に東京タワーからの電波によって関東の「完全地デジ化」が達成され、地デジにはスカイツリーが「不要」だったことが証明されたことにより、東武による上記説明が虚偽だったことが確定しました。
 新タワーによるテレビ視聴者への恩恵は、ワンセグ放送受信時にビル陰等の影響を受けにくくなることだけです。では、なぜ新タワーが建てられたのでしょうか。東武は新タワーで観光客などを誘致して儲けたいと考えました。在京テレビ6社は、携帯端末の普及を目のあたりにして、ワンセグを普及させれば何かうまみのある商売ができると夢を見たのでしょう(ただし、ワンセグで稼ぐための新たなビジネスモデルはいまだに何もありません)。墨田区長は、スカイツリー誘致で政治的名声を得るとともに、周辺開発による利権に期待したのかもしれません。
 スカイツリーが建設されれば、大小は別として、または良くも悪くも、必ず何らかの影響が出ます。スカイツリーが本当に必要なものであり、その悪影響が小さいものであれば、スカイツリーをイヤだと思う人々も、それをガマンしなければならないかもしれません。
 しかし、そもそもスカイツリーは、なくても良かったものです。なくても良かったもののために悪影響が出て、それをガマンしろというのは理不尽です。

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