新東京タワー(東京スカイツリー)を考える会

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2013/06/11 東京スカイツリー周辺における電磁波測定調査

テレビの地上波デジタル放送(地デジ)電波を関東地方へ送信することなどを目的に建設された東京スカイツリー(東京都墨田区)。この新タワー周辺で電磁波を測定した。測定データについてはなお整理、検討中だが、これまで分かったことについて、とりあえずのご報告をさせていただく。

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2011年総務省「公開」資料 スカイツリー移転による電波障害

 テレビの地上波デジタル放送の電波送信場所が東京タワーから東京スカイツリーへ移転することにより、新たな受信障害地域が発生するため、現在、在京テレビ各局は、2012年5月の移転を目ざし、スカイツリーからテスト送信を行い、正常に受信できるかどうか確認するよう、視聴者へのPRに躍起です。
 受信障害の発生は、当会が当初から指摘していましたが、総務省はなんと、受信障害はほとんど起こらないと明言していたのです。
 総務省の説明が本当なのかを確認するために、筆者(当会共同代表)は総務省に対し、テレビ各社による回答文書などの開示を請求しました。図も文章もほとんどすべて墨塗りされ、非開示とされました。筆者は納得できなかったので、総務省に対して2009年8月に情報不開示決定への異議を申し立てました。異議申立ては法律に基づき、情報公開・個人情報保護審査会に諮問され、同審議会で審議されました。1年半以上もかけて審議した末、2011年6月13日付で、不開示を妥当とする答申を出しました。
 ただし、審議中の同年2月に総務省が墨塗り部分のうち、ごく一部の追加開示を認めました。このとき、総務省が開示した資料は、以下の通りです。

(1)新タワーへの放送局の無線設備の設置について(要請)
(2)東京スカイツリーへの放送局の無線設備の設置について(要請)
(3)新タワーへの親局移転に関する検討状況について(報告)
(4)新タワーへの親局移転に伴う隣接チャンネル混信の検討結果について
(5)「東京スカイツリーへの放送局の無線設備の設置について(要請)」に対するご回答
(6)新タワー移転に係る補足資料

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